【名古屋で再エネ100%ができるか?】
第4回タウンミーティングで名古屋のゴミを減らすことをガッツリ議論しました。
今日第六回は、大正大学岡山朋子教授のレクチャーに続き、名古屋で再生可能エネルギー100%にできるか?に議論を進めました。
当日資料リンク
<ディスカッション>
1,ゴミの減量について
・ドイツなどでは、プラスチックの回収・処分まで企業の責任になっている。
日本でも処理費用をデポジットとして価格に上乗せし、リサイクルしたらデポジットが返る制度が必要。
・ドイツなどでは、プラスチック容器を何度もリユースしやすいように、メーカー協会が容器の規格を統一している。
・可燃ごみ袋を単価の高いバイオプラスチック製にするという方策もある。
2,固定価格買取制度(FIT)など
・発電した電気を固定価格で電力会社が買い取る義務。系統電源につなぎ、小売り業者は市場から買わなければならない。
・送電網は電力会社の所有のまま。
・発電者が自ら蓄電してオフグリッドしないかぎり、電気は市場を通して小売り業者から買わなければならない。
3,太陽光発電
・パネルのリサイクルが難しい。
・パネルの発電性能は10年で落ち始める。そろそろ卒FITが始まるので廃棄が問題になる。
・廃棄処分の費用もあらかじめ積み立てておくべきだった。
4,小水力発電
・環境に負荷のない唯一の発電方法。
・1kw未満の超小水力は教育用にも使える。
・100kw以上でないと利益がでないので売電できない。
・小規模発電でも、スローモビリティなら充電できる。(カートのような電気自動車。交通難民対策)
🍀岡山朋子さんの再エネ政策案はこちら🍀↓

次回は、2月20日(土)10時―11時半の予定です。
テーマは引き続き、ごみエネルギーなどを考えています。