理容師免許

理容師免許について


理容師免許とは理容業を行うに当たって
必要な国家資格です。受験資格は高校を卒業したもので、
厚生労働大臣が指定する養成施設を卒業することで、
試験は年2回行われます。ただし、最終学歴が中学校卒業で
あっても受け入れを行っている養成施設もあります。



理容師と美容師の違いは、理容師はカットと顔剃り行いますが、
美容師はヘアメイク等の美容に関することを行います。
また、美容師が顔剃りを行うことは法律上認められていません。

原則的には店舗も理容・美容で分けなければなりませんが、
最近ではユニセックスサロンという複合店舗も増えてきています。
それから、元々理容士はパーマなどを行っていませんでしたが、
美容師の影響を受けて行うようになりました。

現在の理容・美容業の状況ですが、90年代ごろから
男性もおしゃれを気にして美容院に通うようになり、
女性も顔剃りのために理容院を利用することが多くなり、
両者の垣根はなくなりつつあります。

どちらにしても、専門性の高い、いわゆる食いっぱぐれのない
職業といえるでしょう。それだけに養成施設での勉強も大変なようです。

養成施設では最低2年教育をいけなくてはなりません。
養成課程には通学課程、通信課程とがあります。
通学課程はさらに昼間と夜間に分かれています。
昼間課程では2年間にわたり、朝から夕方まで授業を受けます。
夜間課程では2年から2年半の授業を受け、働きながら通学することができます。

通信課程では3年間授業が行われ、教本を用いた通信授業と
養成施設での面接授業が行われます。

いずれの課程でも卒業した後に国家試験を受験し、
美容師、あるいは理容師免許を取得することができます。
理容師免許を取得するための関門となる国家試験ですが、
合格率は比較的たかいようです。

2008年3月31日に発表された第17回理容師美容師国家試験
の結果によると、理容師国家試験では合格率66.4%でした。
これは養成施設での勉強をしっかりしていれば合格できることの裏づけでしょう。

肝心の勉強内容はというと、実技では当然ヘアカットやシェービング。
学科では関係法規・衛生管理・物理・化学などです。
国家試験でもこれらの科目について試験が行われます。

理容師免許を取得するときには、国家試験本番よりも
こうした勉強を2年間毎日続けるのが大変なようです。
これから理容師免許を取得しようと考えている方は、
高校までの勉強のおさらいをしておいたほうが良いようです。