モチベーションコンサル

モチベーションコンサルティング?


モチベーションコンサルティングという言葉をご存知でしょうか?

近年広まってきた考え方で、企業などの組織において、
各個人のモチベーションに着眼して組織全体のパフォーマンスを
上げるという考え方です。



大きな企業ではモチベーションコンサルティングを行う部署を設けています。
こういった部署を持たない企業でも、外部コンサルティング会社と契約し、
自社社員のモチベーション向上に努めています。

代表的なところでは、旅行会社のJTBの子会社である
JTBモチベーションズで、この会社では社員の雇用形態・経歴などの
要素を顧客・製品などの観点から分析し、豊富なノウハウを用いた
コンサルティング業務を行っています。

具体的には、どの層の社員のモチベーションを挙げると事業の成果が
最大化されるか、そのためにはどのようにモチベーションを挙げるかなどを、
事業主に提案します。

こうしたコンサルティング業務が注目される背景には、
社員のモチベーションが重要視される現状があります。
現在新卒者だけでなく中堅社員も過労による鬱に悩む人がおり、
会社をやめてしまう人も多くいます。

こうした現状に対する予防的考えから、モチベーションコンサルティングが
重要になりつつあります。事業の効率を上げるためだけでなく、
人を育て企業体力を保つためにもこうしたコンサルタントが重要に
なっているのでしょう。

また、CSの考え方をさらに発展させた従業員満足によって
業務を遂行しようという意欲を上げる狙いもあります。
つまり社員のやる気を引き出すのです。

実際のモチベーションコンサルティングは、
まず社員全に対するアンケートから始まります。
現在の社員のやる気を可視化・数値化することによって、
問題点を把握します。次に行うのはヒアリングです。

社員の数人をサンプリングすることによって、問題が発生する
背景・要因などを深く掘り下げることによって、モチベーション向上という
問題解決のヒントとします。
この結果に基づき、モチベーション向上のための課題や方策を策定します。

一般社員だけでなく経営陣も巻き込んだ、全社で遂行するプログラムを組みます。
このプログラムが終了したからといって、モチベーションコンサルタントの仕事が
終わるわけではありません。

今後も人事などを対象とした、モチベーション向上のための研修などが行われます。
モチベーションコンサルティング会社によっては、一般社員の匿名相談等も
受け付けており、完全なアウトソーシングを可能としています。

モチベーションコンサルティング業は、これから更に重要性を増していくことでしょう。
企業と社員、双方に利するものになるかどうかが、これからの課題です。